同軸落射照明 はハーフミラーやビームスプリッタ等を使用し、カメラと同じ光軸の照射を可能にする照明です。省スペース化や暗視野で照射可能なため、凹凸や表面状態を敏感な違いを見つけることが可能です。ただし、対象ワークと平行に置くことがポイントとなる為、精細な設置が必要です。
高輝度、高均一のため低倍率から高倍率レンズまで幅広い用途でご使用になれます。マクロレンズやテレセントリックレンズの同軸落射部に差し込んで使用可能なスポット照明です。
ケーブル出し口は照明器の裏側から水平方向に出ているタイプです。
高輝度、高均一のため低倍率から高倍率レンズまで幅広い用途でご使用になれます。マクロレンズやテレセントリックレンズの同軸落射部に差し込んで使用可能なスポット照明です。
ケーブル出し口は照明器の裏側から直角方向に出ているタイプです。
Q.
同軸落射照明について詳しく教えて下さい?
A.
カメラで撮像する以上、カメラレンズとワークの同軸上には何もset出来ません。
照明器も同じで照射光はワークに対して必ず斜光になり、凹凸があれば影が出来ます。
一方、同軸照明とはハーフミラーの特性を活かしカメラと照明器を同軸上にsetすることが出来き、理論上無影の画像が得られます。
Q.
弱点はありますか?
A.
ございます。
ハーフミラーを使用するという事はハーフミラー越しに撮像するので画質が下がります。光量も1/2程になります。
また、機械の振動で少しでも軸がブレるとが条件 が変わるので画像の安定性が低い点と、光量を稼ごうと薄く設計されたハーフミラーは割れやすい側面もございます。
Q.
対策はありますか?
A.
抜本的な対策はありませんが、シマテックでは高価なハーフミラーの割れを防ぐために筐体の剛性を上げた物や、強制空冷を採用し光量の強化を図っています。
また、同軸照明に頼らない光学条件のご提案や技術を日々研究しています。お気軽にご相談下さい。
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