マルチライティングシリーズから
赤Red 緑Green 青Blue 白White のフルカラーリング照明器VRMD-RGBWシリーズが販売開始されました。
また上記4色に加え 赤外IR が加わったフルカラーリング照明器VRMD-RGBIRシリーズも同時に発売開始されました。
(カスタムオプションで、これら5色から4色を任意の組み合わせで製作することが可能です。)
リング照明|VRMD-RGBW VRMD-RGBIRシリーズ
サイズ外径
φ60 φ80 φ120 の3種
全ての波長を独立して調光可能です。
定価
φ60 ¥ 78,000
φ80 ¥ 98,000
φ120 ¥128,000
用途
・半導体、基板アライメント
・多色ワーク、金属類、樹脂成型品、紙製品
使用例
黄色・赤・緑のキャップに対して、カラーを切り替えて画像を出しました。
ヨゴレ、キズ、刻印、黒点を検出するために効率の良いカラーを選定していきます。
黄色キャップ
左上が白色照射。右上赤はワーク右上の黒点をしっかりと出し、逆にそれ以外のキズや刻印をキャンセルしている。黒点の検出なら赤照射をしておけば画像処理のウェイトが少ないだろう。
緑は特に使えそうにない。表面のヨゴレ、傷と刻印検査は青照射が良さそうだ。
赤キャップ
左上が白色照射。右上赤照射は同色で補色してしまい何も見えない。右下青照射は左下緑照射に比べモヤのようなヨゴレを浮かび上がらせている。緑照射は青照射に比べヨゴレをキャンセルしているので刻印検査には向いている。
緑キャップ
左上が白色照射。右上赤照射は中央の表面の違いがはっきり見える。黒点はキャンセルされている。左下緑照射は左下の黒点は良く見えるが同色による補色で全体的にパッとしない。青照射は刻印が比較的くっきりと見える。
結果
基本的に同色の波長を当ててしまうと全体的にぼんやりしてしまう。今回キャップの縁高さがあるワークだが、無いワークに対しては照明器高さを変える事とで更に見えてくる対象もあるだろう。また、比較的B照射は多色に対して有効な場面が多かった。
シマテックのフルカラーリングは各色のボリュームを調整して調色出来るので、B波長に近い調色をしてあげる事によって切り替えを最小限に抑えてれそうだ。
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